今年2月に発売された《MADAME PUCCI》は、カルテルが昨年のミラノサローネで発表した、プッチとのコラボレーションプロジェクト「MADAME – WORLD OF EMILIO PUCCI EDITION」によって誕生したモデルだ。曲線のアームが印象的なチェア《MADAME》をベースに、エミリオ・プッチのスカーフコレクション「Cities of the World」が大胆に用いられている。
左からROME、NEW YORK、PARIS、SHANGHAI 各98,100円
「Cities of the World」は、世界の有名な建築物やランドスケープなどにインスピレーションを得て、プッチらしいキャッチーな色使いで都市の景観を描く人気シリーズ。今回、マダムチェアの舞台となったのは、パリのモンテーニュ通り、ローマのスペイン広場、ニューヨークの摩天楼、上海の近未来的な街並みの4都市で、ローマとニューヨークは軽やかな印象のクリアの脚、パリと上海はマットなブラックの脚で構成されている。