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Kokontozai: KASHIYUKA’s Shop of Japanese Arts and Crafts/[ENAMELWARE]

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August 6, 2020 | Design | KASHIYUKA’s Shop of Japanese Arts and Crafts

Searching all of Japan for handcrafted items that express its heart and soul, our proprietor, KASHIYUKA, presents things that bring a bit of luxury to everyday life. The encounter this time out was with kitchen goods crafted of enamelware. Storage containers, handmade at a factory in Tochigi City, that are “simple, clean, and sturdy.”

Noda Horo is Japan’s only maker of enamelware home goods that performs all the processes, from steel molding to glazing, themselves. “I was surprised to learn that the enamel goods I love using daily are handmade by artisans,” said KASHIYUKA.

A simple form in smooth and lustrous white. On this venture I visited the factory of Noda Horo, an enamelware item I, myself, use daily. The impression one gets on hearing “enamelware” is of cookware and kettles, but I prefer the lidded storage containers. People are making a lot of prepared and preserved dishes right now, so this is very much the handcraft for this moment.

Purchase No. 28【ENAMEL STORAGE CONTAINERS】Handmade enamelware — beauty in its sheer simplicity

Noda Horo, which has a factory in Tochigi prefecture, was established in 1934.

“Horo enamelware is made by baking a vitreous enamel glaze onto a special steel plating that is sturdy and resistant to heat and acidity. As the material presents a poor environment for bacterial growth, it seems to preserve the flavor of the foods preserved in it well. It’s said that the decoration of the golden mask of Tutankhamun, dating from the 14th century BCE, employed the same technique,” Mr. Yasutomo Noda, head of the company, informed me as we toured the factory. First comes the shitabiki stage, the base coating that enables the glaze to adhere to the steel. The pincer device, called a yattoko, holds the pots and containers while they’re immersed in glaze. The item is then taken out of the glaze and swung in the open air, allowing centrifugal force to apply an even spread to the liquid glaze. It’s a difficult technique that takes at least ten years to perfect.

A cooking pot, held with pincers, is dipped in glaze, and swung in the air to even out the surface coat.

Products with completed base coats are hung on a conveyor that surrounds the interior of the factory and leads into the firing kiln. At 850 ℃ it’s like a huge, blazing tunnel! The items are moved through the furnace, the glaze baking in the radiant heat. They’ll go through another phase of glazing and baking, from which will emerge enamelware that is white and lustrously smooth.

Observing the making of the vitreous enamel, or enameled glass glaze.

Incidentally, I was startled to see that during the process the artisan presses a rubber stamp to the bottom of each vessel. One sees the name stamp at the bottom of all Noda Horo containers, but I’d no idea that each and every one was stamped by hand!

Our shopkeeper, KASHIYUKA, peering at… ?

“We’re holdovers from Showa,” says Mr. Noda, citing the Japanese era that covered the early 20th century. “We basically make handmade goods, as they’ve always been made. If irregularities appear on an item in the course of the process, we’ll scrape it back and redo the glaze, by hand.”

It’s amazing to know that they’re keeping alive and intact the process that they’ve brought along through all those years.

KASHIYUKA says, "Noda Horo’s white color conveys warmth and cleanliness".

I was taken, as he elaborated, “we want to make things we’d like to use ourselves. So new ideas come from the kitchen, the dining table…”; and I was inclined to purchase a versatile cooking pot that can be used in the oven or on an induction heating range. In the end, though, I decided on a storage container; enjoying it more now for knowing it’s handmade with heartfelt sincerity, and carries my hope that more will come to enjoy Noda Horo enamelware in years to come.

White Series by Noda Horo

Right : "Rectangle/Deep – Enamel lid” type. Top measure S (16×10.5×5.7cm) ¥2,050 yen; M (19.3×12.7×6.2cm) ¥2,700; L (23.7×15.8×6.8cm) ¥3,150. Left : Gently nostalgic design. AM Kettle, green, ¥6,000. ●Noda Horo

KASHIYUKA

Yuka Kashino, known as KASHIYUKA, is a member of the electro-pop group Perfume. Their highly anticipated new single "Time Warp" is scheduled for release on September 16. Her favorite summer sweet is shaved ice, especially Uji-Kintoki Shiratama flavor (with sweet beans, matcha and buds of mochi).www.perfume-web.jp

〈ミナ ペルホネン〉初、《タンバリン》柄のペンダントランプ。

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August 6, 2020 | Design | On Your Fridge

〈ミナ ペルホネン〉初となるペンダントランプ《タンバリン ヴァロ》は、近年希少になりつつある瀬戸の伝統技法 “ガバ鋳込み” で成形。

φ26×H16cm。55,000円

個々に表れる自然な歪みから手作りの温もりを感じられる。点灯せずとも部屋のシンボルになる適度なサイズ感もポイント。

ミナ ペルホネン TEL 03 5793 3700

最新号『大人も読みたいこどもの本100』発売!

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August 6, 2020 | Culture, Art, Design | casabrutus.com

児童書の名作と美しい絵本100選!

世界中で読み継がれてきた絵本や児童書の名作は、こどもたちだけのものにしておくのはもったいないほど、色彩やデザイン、物語性に富み、心に安らぎを与えてくれます。『エルマーのぼうけん』『くまの子ウーフ』『星の王子さま』『モモ』、家で過ごす時間が長くなった今、大人にこそ読んで欲しい、美しい絵本とノスタルジックな童話の世界をまとめます。

【CHILDREN'S BOOK FOREST】
安藤忠雄がこどもたちに贈る
〈こども本の森〉がついに開館。

【児童文学の名作秘話 1】
『エルマーのぼうけん』はどのようにして生まれたか?

【IMAGINATION】
幅允孝が選ぶ幼年童話。想像力が膨らむ本。

【物語の仲間に会える場所 1】
絵と言葉の世界を体感、新しい形のミュージアム。

【BEAUTIFUL BINDING】
飾っておきたくなる佇まいの美しい絵本。

【児童文学の名作秘話 2】
『くまの子ウーフ』が生まれた神沢利子の書斎。

【物語の仲間に会える場所 2】
70年にわたり愛され続ける、ピーナッツ・ギャングに仲間入り。

【COLORFUL BOOKS】
贈る絵本は、色で選ぶ。

【児童文学の名作秘話 3】
『星の王子さま』とサン=テグジュペリのデッサン。

【物語の仲間に会える場所 3】
藤子・F・不二雄が描き出す、少し不思議な世界で遊ぶ。

【いま注目の絵本作家たち 1】
ヨシタケシンスケが描く、『もしものせかい』の存在と仮説。

【児童文学の名作秘話 4】
ミヒャエル・エンデが描く『モモ』の挿絵と画家の父。

【いま注目の絵本作家たち 2】
絵から物語を紡ぎ出すjunaidaの『Michi』。

【POP-UP BOOK】
飾って、眺めて、学ぶ、進化する立体絵本。

【MASTERPIECES 1】
児童文学の新定番30冊。

【GRAPHIC】
新しい発想の詰まった、グラフィックの絵本。

【いま注目の作家たち 3】
演劇スタイルで描くジョン・クラッセンの『どこいったん』。

【MASTERPIECES 2】
21世紀の名作絵本21冊。

ホンマタカシ TOKYO NEW SCAPES
祐真朋樹 Miracle Closet
櫻井翔 ケンチクを学ぶ旅。
古今東西 かしゆか商店
長山智美 デザイン狩人
小寺慶子 レストラン予報
ほしよりこ カーサの猫村さん
Chill Cars 時代を超えて愛される、デザインの良い車。

>>Kindle版(Kindle Unlimitedでもお楽しみ頂けます) >>iPhone、iPad版(自動更新がお得! バックナンバー検索できます) >>dマガジンでもお楽しみ頂けます >>すべての目次と立読みはこちら

ヘルツォーク&ド・ムーロンによるユニクロが銀座に。

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August 7, 2020 | Design | window on the world

国内最大級となるユニクロの旗艦店〈UNIQLO TOKYO〉が、銀座マロニエゲート2にオープン。

店内中央を縦横無尽に貫くコンクリートの躯体。吹き抜けの天井は鏡で、無限の空間にも感じる。

設計を担当したのは、北京オリンピックのメインスタジアムなどを手がけた世界的建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロン。百貨店だった元の構造体をそのまま活かし、コンクリートの躯体を剥き出しにした大胆な吹き抜け空間は、圧巻の一言。各フロアの天井は改修してさらに高くし、より開放感を与えている。

加茂克也がユニクロのコレクションのために手がけたヘッドピース。実際に鑑賞できること自体が貴重な作品だ。

店内は、ユニクロのすべてを詰め込んだラインナップに。エアリズムの性能を体験できるスペースに、生花を販売するエリア、ヘアアーティストの加茂克也や〈エデンワークス〉の篠崎恵美などとコラボしたアーティストスペース、さらにUTの歩みを辿るアーカイブなど、目移りするほど多彩な展開で、ユニクロの魅力を発信する。

〈UNIQLO TOKYO〉

東京都中央区銀座3-2-1 マロニエゲート銀座2 1F〜4F。11時〜21時(当面の間、日〜20時)。不定休。

ボーエ・モーエンセンの《BM0865 デイベッド》が復刻。

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August 8, 2020 | Design | On Your Fridge

1958年にボーエ・モーエンセンがデザインした《BM0865 デイベッド》が〈カール・ハンセン&サン〉から登場。

243,000円〜。

複数台のレイアウトや、別売りの背や筒状のクッションの組み合わせなど、自由に幅広い用途で楽しめる。コンパクトなサイズ感も魅力。

カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京 TEL 03 5413 5421。

村上隆が、京都にうつわギャラリー〈となりの村田〉を開店。

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August 8, 2020 | Design, Travel | casabrutus.com

話題の京都、岡崎エリアに、繊細な染付が人気の陶芸家、村田森と共同でギャラリーをオープン。この10年、陶芸にハマり、陶芸コレクターとしても知られる村上隆が仕掛けるうつわのギャラリーとは?

2階ギャラリースペースにて、韓国で制作した1点ものの花器や壺(11,000円〜)と。左から村上隆、村田森。

町屋を改装した店内には、村田の染付のうつわがずらりと並ぶ。村田の新作展示は4年ぶり。2016年から新作の発表をやめて、自身のものづくりを突き詰めてきた。そんな村田との出会いについて村上隆に聞いた。

「僕が陶芸に興味を持ったのは、ポストバブルの生活工芸が登場した頃で、サスティナビリティというムードに惹かれたのがきっかけでした。村田さんには2011年の東日本大震災後の京都で、村田さんの展覧会に行き、そこで親しくなりました。いろいろな作家さんの作品を買い始めた頃で、村田さんの作品もすでに数点、買っていました」(村上隆)

作品のこと、ギャラリーとの関係など様々な話をする中で、村田の京都北部の山間のアトリエや犬と奥様と暮らす様子にも惹かれていったのだという。

なぜ一緒に店を開店することになったのだろう?

手前から染付兎に松図皿(φ15.2×H3 cm) 9,000円、染付祥瑞鳳凰皿 (φ16.5×H3.0 cm)45,000円。

この店のために用意された染付作品は150種類以上。皿や鉢、碗、酒器など、ほとんどが和食器である。懐石料理の料理人が求めるような本格的なうつわに対応できる作家がいない、と常々感じていた村田の想いに村上が共鳴したからだ。

「最高の日本文化のひとつが料理の世界ですが、その最高峰のプロの料理人に文脈から提案できる本物のうつわの創造は、つまり芸術の王道の提案そのものなのです。うつわの芸術性を考える中、魯山人の解釈で村田さんと意気投合したことも理由のひとつです。僕の知る限り、生活工芸の陶芸家は柳宗悦の無名性を敬愛し、魯山人をいいという人はいませんでした。

魯山人の標榜してきた文脈を再解釈して、制作、展示、販売まで、トータルな世界観で構築する店を、と考えたわけです。店頭で対応する奥様の(村田)扶佐子さんは、かつて小料理屋をやっていた経験もあり、作陶の歴史と食を双方から合致させる最高の布陣だと思っています」
(村上隆)

染付水鳥図広口壺、(φ25.5×口径14.8×H20.5cm)320,000円。

村上は以前、中野ブロードウェー内に現代陶芸のギャラリーを持ち、村田森をはじめ、小野哲平、熊谷幸治、上田勇児、大谷工作室ら陶芸家たちの作品を扱ってきた。

「中野の店は僕の考えていることをうまくアシスタントに伝えることができずに失敗して2年くらいで閉めました。それ以降は、一緒にやっている作家さんの作品をギャラリーで展示することもありましたが、ほとんどが僕のコレクションとなり、僕のスタジオにある倉庫に置いてあります。世界中から現代アートのお客さんがやってくるのですが、ある日、ミュージシャンのカニエ・ウエストが上田勇児さんの作品を全部買っていったんです。別の日には、海外で日本食レストランを展開する方が小嶋亜創さんの作品をどっと買っていく。何百個、何千個という数のオーダーもありました」(村上隆)

プロのオーダーにも対応できる作家性のあるうつわの量産と村上によるブランティングが、陶芸界における新たな価値となるのだろうか。

村上開新堂のカフェなどを担当したSOUND岡本成貴が内装を手がけた。

「陶芸界もジェネレーションの問題があります。アイドル業界と同じで、若いフレッシュな才能が求められている。そんな最近の陶芸は作家性が剥奪され、ソリッドで、プロダクトのようになってきているように感じます。ですが僕は、ポストバブル時代に出会った生活工芸の作家さんとその作品が大好きで、村田さんにも惚れ込んでいます。

アイドルが本格的な俳優として芸能界を生き残っていくように、村田さんも芸術性を突き詰め、世界へアプローチしていく。僕はバジェットを入れて、そのための映画を撮ろうとしているようなものです。それが〈となりの村田〉という店なのです」
(村上隆)

昨夏、村田にがんが見つかり、手術や抗がん剤治療と、闘病しながらの準備となった。そのため、スタートしたばかりのプロジェクトも少なくないという。

今後は企画展や新たな展開も予定する。

〈となりの村田〉

2020年6月28日ソフトオープン。 京都府京都市左京区岡崎南御所町18-10。TEL 075 751 1969。不定期営業。最新情報はInstagram(@tonari_no_murata)で確認を。

グルチッチによる次世代のラウンジチェア。

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August 9, 2020 | Design | On Your Fridge

〈ヴィトラ〉の新作はコンスタンチン・グルチッチによるラウンジチェア《シチズン ハイバック》。

11月発売予定。410,000円

斬新なラインのフレームに、ケーブルで吊した自由に揺れ動く浮遊感のある座面が特徴。構造を隠さずフレームをあえて見せた軽やかなデザインで、ローバックタイプも展開。

ヴィトラ TEL 0120 924 725

現代装飾家・京森康平によるソロ展覧会。

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August 9, 2020 | Art, Design | casabrutus.com

フランスのラグジュアリーブランドが主催する国際デザインコンペでグランプリを受賞するなど、いま世界中から注目を集める現代装飾家、京森康平のソロエキシビジョンが8月16日まで開催中。

様々なジャンルの装飾芸術を繊細で大胆に解釈。

東京・渋谷の〈elephant STUDIO〉では、現代装飾家・京森康平によるソロエキシビジョン「あはれび/AWAREBI」が8月7日から8月16日まで開催している。京森は、世界の民芸、陶芸、建築、衣服などの装飾文化を組み合わせて、現代的に解釈した作品を生み出すアーティスト。フランスの有名ブランドが主催する国際デザインコンペでは、世界123ヵ国、約5500人の応募者の中からグランプリを受賞した。今回、カラフルな装飾作品の他、日本の天然藍染をイメージした《jappanblue》では、日本の伝統技法である「金継ぎ」から着想を得た作品などが発表された。また、昨年から制作を手掛けた大型作品や、自身初の立体作品も登場。今回のエキシビジョンのプロデュースは、〈WATOWA INC.〉の小松隆宏。

『あはれび/AWAREBI 』by Kohei Kyomori

〈elephant STUDIO〉1F、2F。東京都渋谷区渋谷 2-7-4 。8月6日〜 16日。12時〜20時。※アポイント制のため、こちらのリンク https://awarebi2020.peatix.com、または QR コードより要予約。

暮らしに明るさとリズムをもたらす”ひし形”テーブルウェア。

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August 10, 2020 | Design | On Your Fridge

デンマークの歴史ある磁器ブランド〈リュンビュー ポーセリン〉とコペンハーゲンを拠点に活躍するデザインデュオ〈スティルレーベン〉が協働した《ロンブカラー》が登場。

全10色展開。3,400円〜。

コンテンポラリーな色合いが、ひし形模様を浮かび上がらせ、テーブルを彩る。

シンワショップ https://www.shinwashop.com/

Chill CARS|商用車出自がもたらす機能美が魅力の、潔いワンボックスカー。

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August 10, 2020 | Vehicle, Design | Chill CARS

このクルマの車名には、《タイプ2》という名称が入る。少し詳しい人なら、《タイプ2》と聞くと金太郎塗りの2トーンカラーで塗り分けられ、分割式フロントウィンドウを持つ商用車、いわゆる “ワーゲンバス” を思い出すだろう。

フォルクスワーゲン タイプ2(T3)

潔いほどに機能一徹なこのワンボックスカーも、同じように《タイプ2》の名前を持つ。というのも、このクルマの正しい総称は《トランスポーターT3(イギリスではT25)》であり、《タイプ2》の3代目にあたるためだ。姿形はまるで異なるが、中身の基本構成は初代《タイプ2》= “ワーゲンバス” を引き継いでいる。

《T3》の登場は1979年。《ビートル》のドイツ本国での生産が1975年に終わっていた中、3代目の《T3》は伝統のRR方式とフラット4エンジンを継続採用。元々が商用車ゆえ、四角くて比較的大柄な車体の積載力は高く、北米ではキャンピングカーのベースとしても好まれた。日本では乗用仕様がメインで、2人乗りバンも少数のみ輸入された。

余計な要素と虚飾を排した外装デザインは、デザイン過多の現在ではむしろ魅力的。必要なメーターやスイッチがしかるべきところに並ぶ、実用性が高いダッシュボードには機能美さえ感じさせる。バシャバシャと音を立てる独特のエンジン音も個性的だ。新しいクルマに負けず、今なお日常で使用できるという、ちょうど良いクラシックさも、このクルマの高い人気を支えている。

角張った車体に丸いヘッドランプがチャーミング。
country: Germany year: 1979-92 seats: 7 size: L4,600×W1,845×H1,950mm price: approx 3,800,000 yen
special thanks to T-WORKS(TEL 045 831 2310) ※データと価格は、撮影車両を参考に算出したものです。

プロの料理道具が勢揃い! 合羽橋〈釜浅商店〉がリニューアル。

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August 10, 2020 | Design, Food | casabrutus.com

創業112年、料理道具専門店〈釜浅商店〉がリニューアルオープン。プロが納得する本格的な道具で料理をランクアップしたくなります。

1階の包丁売り場には和包丁、洋包丁を展示。 photo_Keisuke Miyamoto

ずらりと並んだ包丁に、心を動かされない人はまずいないだろう。日本を代表する道具街、東京・合羽橋にある〈釜浅商店〉の庖丁売り場には和包丁、洋包丁、蕎麦切りなど、特殊な包丁が約60種類、1,000点以上並ぶ。

1、2階に庖丁売り場が入るビルは、建て替え新築されたもので、ブランドカラーである黒に統一。4階には、キッチンを備えたイベントスペースが誕生し、ポップアップレストランや料理道具に関するワークショップ、セミナーの開催も予定する。道を挟んだもう1棟のビルの1、2階は料理道具売場で、あわせて内装をリノベーション。新たな〈釜浅商店〉として8月7日にオープンした。

右の新築されたビルの1、2階が庖丁売場。左はリニューアルされた料理道具売場。

釜浅商店は「良い道具には、良い理(ことわり)がある」を理念に、“良理道具” との出会いを提供し、2018年にフランス、パリに初の直営店を開店。また〈D&DEPERTMENT TOKYO〉、サンフランシスコの〈Playmountain EAST〉内にインショップを展開する。

「よりわかりやすく、より丁寧に」がコンセプト。問屋では、プロの様々な要望に応えられるように商品が積まれ、素人が気軽に買い物するには難易度が高いが、新店舗はギャラリーのような、商品が際立つシンプルなデザインだ。

1階の料理道具売場には、フライパンや鍋類が。

包丁売場の接客台のトップにはまな板素材が使われており、実際に刃をたてながら選ぶことが可能。包丁の種類や選び方が描かれたサインも親切だ。また料理道具売場には、釜をモチーフにした什器を配置する。

一緒に成長し、永く使える〈釜浅のこども庖丁〉6,500円が新発売。プロ仕様の本格的な鋼材でありつつ、安全性を考慮したデザインに。

「丁寧にゆっくりと料理をすることで心が満たされ、幸せな時間が過ごせることを実感された方も多いのではないでしょうか。道具を通して、そんな時間や気持ちをもお伝えできるようにしたいと考えています」(4代目店主、熊澤大介)

合羽橋の新たなランドマークとなりそうだ。

〈釜浅商店〉

東京都台東区松が谷2-24-1TEL 03 3841 9355(料理道具売場)。10時〜17時30分。無休。

サポーズが創業336年の老舗旅館をブックホテルに。

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August 11, 2020 | Design, Architecture, Travel | window on the world

長野・松本にブックホテル〈松本本箱〉が開業。創業336年の歴史を持つ浅間温泉の老舗旅館〈小柳〉をリノベーションし、里山十帖、箱根本箱などの姉妹館としてオープンした。

大浴場を本屋に改装したブックストアが1階に。全体の選書はYOURS BOOK STOREが、期間ごとに入れ替わる企画棚の第1弾は幅允孝が手がける。

設計を手がけたのは〈サポーズ デザイン オフィス〉の谷尻誠・吉田愛。

コンセプトは「記憶」とし、解体時に現れた鉄筋コンクリートの躯体や小柳時代の内装をあえて残すことで、「記憶」を感じる空間に仕上げた。

全客室が露天風呂付き。

〈松本本箱〉

長野県松本市浅間温泉3-13-1〈松本十帖〉内 TEL 0263 46 0500。2名利用時1名あたり22,500円〜(1泊1⾷付)。

〈and wander〉直営店にギャラリーとセレクトショップが増設。

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August 11, 2020 | Design, Fashion, Travel | window on the world

アウトドアブランド〈and wander〉が、トラベルライフスタイル誌『PAPERSKY』とコラボしたスペースをオープン。

古材やアウトドアアイテムを使った内装。〈and wander〉のアーカイブも並ぶ。

代々木にある直営店〈MT.〉の上階にオフィスとして構えていた3・4階部分をトラベルライフスタイル誌『PAPERSKY』とコラボしたスペース〈and wander OUTDOOR GALLERY with PAPERSKY〉としてリニューアルオープンした。

アートやデザインの企画展のほか、トラベルグッズや古着、本などの販売に加え古着の回収も行っている。

〈BRING〉のリサイクル衣料でできた限定Tシャツ。

〈MT. and wander shop〉

東京都渋谷区元代々木町22-8 1F・3F・4F TEL 03 6407 8179。12時〜20時(日・祝〜19時)。

365日通いたい、〈ミナ ペルホネン〉の滋味深い食堂。

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August 12, 2020 | Food, Design, Fashion | window on the world

東京・馬喰町の〈elävä II〉と同フロアに〈puukuu 食堂〉がオープン。「これだけ食べていればOKなほど、シンプルで栄養たっぷりのメニューを揃えました」と皆川 明。

店内に佇む皆川。天井には18〜19世紀のスウェーデンの銅鍋が。照明は〈cicafu metal works〉のもの。

廃棄ロスに配慮したスープ、カレーなどのほか、〈elävä〉で扱うナチュールワインを1杯から楽しめる。一面パンチカードでできた壁に、皆川が窓に描いた絵の影が落ちさまざまに表情を変える店内は、誰もがほっとできる空間だ。

皆川のドローイング。

〈puukuu 食堂〉

東京都千代田区東神田1-2-11-202 TEL 03 6820 8837。11時〜20時(19時30分LO)。日曜休(展覧会会期は無休)。

コロナ禍をきっかけに生まれた家具のセルフプロダクション。

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August 12, 2020 | Design | casabrutus.com

コロナ禍により、激変した私たちの日常。「新しい生活様式」の導入など、ドラスティックな変化が求められる今だからこそ生まれるものもある。家具デザイナー藤森泰司が立ち上げた〈WFH(WORK FROM HOME)〉プロジェクトもその一つ。新たな取り組みについて、彼に聞いた。

天板を跳ね上げて収納できる書き物机、《WB》(Writing Bureau)。ほどよいおこもり感が、心地いい。W650×D530(デスク使用時)×H1,150mm。86,000円。

家具を中心に、空間やプロダクト、建築家とのコラボレーションまで、幅広いデザイン分野で活躍するデザイナー藤森泰司。「スケールや領域を超えた家具デザインの新しい在り方」を目指す彼が、コロナ禍を機に、企画デザインから販売までを一貫して手がける家具のセルフプロダクションプロジェクト〈WFH(WORK FROM HOME)〉をスタートさせた。

2回の試作を経て、7月に生産を開始した第1弾では、3タイプのデスクがお目見え。各タイプとも注文数が10台に達したら生産する受注生産方式を採用している。できる限り安価に提供するため、デザインや製作などにかかる費用を必要最低限に抑える工夫も。ハイエンドブランドともマスプロダクトとも違う、強いて言うなれば、その中間に位置する新たな家具とは?

置く場所を選ばないミニマムさが魅力の《FD1》(Foldable Desk)。W676(天板W600)×D670×H1085mm。65,000円

―英語で在宅勤務を意味する〈WFH〉を立ち上げた経緯を教えてください。

藤森 緊急事態宣言下の在宅ワークでの経験が大きなキッカケとなりました。社内のリモート会議で近況を聞くと「家が仕事できる環境にない」というスタッフが多く、中にはちゃぶ台や床にパソコンを置いて作業しているという人も……。そこで、自分たちにとって何が必要なのかを考えた結果、まずは各人の状況に応じたデスクという話になった。と同時に、僕らの必然性から生まれた家具は、他の人にも強くコミットできるかもしれない。それなら販売することを前提に、プロジェクトを動かそうということに。言わば、究極の見切り発車です(笑)。

―セルフプロダクションというスタイルを選んだ理由は?

藤森 セルフプロダクションなら、デザインする僕らと製作する工房という最小の単位で動けるので、スピード感があるというのが大きいですね。いろいろ環境を整えて動き始めると時間もかかるし、エネルギーも落ちていきますから。メーカーや販売店などの論理が入ってこないぶん、デザイナーも作り手も、(家具の)素材とシンプルに向き合って、どう形にしていくかを詰められたのもよかった。僕が考える〈WFH〉の魅力は、その昔、近所の大工さんにお願いして家具を作ってもらうくらいの気楽さ。試作品を見た時、家具と言うよりは道具や民藝みたいな、例えば機織り機のような印象を受けたのは、この気楽さや素朴さと僕らの必然性が結びついて生まれた“用の美”だからだと思っています。

囲いの付いたブースタイプの《BD》(BOOTH DESK)。壁を背負うように配置すれば、オンラインミーティングも万全。W700×D555×H1,119mm。65,000円。

―企画から完成までにはどれくらいの期間がかかりましたか?

藤森 4月上旬からの在宅ワーク期間中に打ち合わせとデザインをし、1次試作ができたのが5月末。その後、6月下旬に完成した2次試作を経て、7月に生産に入りました。製作は、長年一緒に仕事をしているイノウエインダストリィズが担当。彼らが今回のプロジェクトに共鳴し、素早く動いてくれたのは大きかったですね。安価で販売するため、無理のない範囲ではありますが、費用面も努力していただきました。もちろん、デザイン料も必要最低限に抑えていますよ(笑)。

―3タイプ4種揃うデスクの特徴を教えてください。

藤森 すべてユーザーが自分たちで組み立てるノックダウン式。送料にかかるコストを抑え、状況に応じて分解するなど片付けやすいのが利点です。少しラフな印象の素材は、ラワン積層合板を採用。天板の表裏面には、ラワンの素材感に合うバッカー材(紙にフェノール樹脂を浸透させて積層させたもの)を貼っています。通常、これは板材にメラミン化粧板を貼る際に、板が反らないよう裏面に貼る素材です。また、ロットの違いによって生じるラワン合板の色のばらつきをコントロールするため、表面に薄くワックスを塗って仕上げていて、それがブラウンとホワイトの2色展開に。限られた空間で使うことを考えて、どのタイプも(天板の)寸法は幅も奥行きも約60cm。ノートパソコンを置いて、マウス操作ができるギリギリのサイズにしています。

デスクは、勉強や仕事をするための家具であると同時に居場所でもあると思っています。そこに座るだけで、日常の時間から少しだけ自分を切り分けることができる。例えば、お茶の好きな人ならお茶専用のティーテーブルがあれば、よりお茶に集中できますよね。そんな家具を考えられたらいいなと。

一番人気の《WB》。スチールパイプも写真のクリアとホワイトの2色ある。

―今回の作業の中で、一番難しかったことは何ですか?

藤森 組み立て式、それも分解できるようにするために構造をどうするかはかなり苦労しました。組み立てた後にグラグラしたり、たわんだりという問題をコントロールするのが難しかったですね。

―第2弾など、今後の予定は決まっていますか?

藤森 まだ具体的なことは決まっていませんが、次はデスク以外のアイテムを作りたいと思っています。必要なものを入れて家の中を持ち歩けるボックスや、夫婦でダイニングテーブルを使って仕事をする時の仕切り、ベランダで使う家具など、いろいろアイデアは出ているので。すでに販売しているデスクについても、要望があれば素材や仕様を変えてもいい。それが少量生産の強みであり、面白さでもありますから。

2人で利用したり、1人でも左で仕事、右で食事といった具合に用途を変えて使える《FD2》。W676(天板W600)×D1,200×H1,050。75,000円。

〈WFH(WORK FROM HOME)〉

第一弾として、3タイプ4種のデスクを販売。ブラウンとホワイトの2色を展開。各タイプとも、注文数が10台に達したら生産する受注販売方式をとっている。注文はオフィシャルサイトからメールにて申し込み。デスクには、山野英之率いる〈高い山(TAKAIYAMA inc.)〉がデザインしたロゴの焼き印が押される。

藤森泰司(ふじもり・たいじ)

1967年埼玉県生まれ。91年東京造形大学卒業後、家具デザイナー大橋晃朗に師事。長谷川逸子・建築計画工房を経て、99年藤森泰司アトリエを設立。桑沢デザイン研究所、東京藝術大学などの非常勤講師を務める。毎日デザイン賞ノミネート、グッドデザイン特別賞など受賞多数。近著に『家具デザイナー 藤森泰司の仕事』(彰国社)。

“柳宗理デザイン” を受け継ぐキッチンツールが集結。

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August 13, 2020 | Design | window on the world

柳宗理に師事しキッチンツールをデザインしてきた吉田守孝が、2011年に設立した〈ヨシタ手工業デザイン室〉。武蔵小金井の事務所隣に実店舗をオープンした。

外観。

驚くほど手に馴染み、一生使うことができると人気のプロダクトの数々を一堂に集めた実店舗を、武蔵小金井の事務所隣にオープンした。吉田曰く、「説明するより、まずは手に取ってみてください」とのこと。実用的で美しい “用の美” に直接触れることができる貴重な場所だ。

《くーわん》小2,400円〜大3,600円。全体を低くすることで子どもでも持ちやすくした。

〈ヨシタ手工業デザイン室〉

東京都小金井市緑町5-4-24-113 TEL 042 403 8683。12時〜18時。木曜〜日曜休。

目に涼しい酒器と、夏に飲みたいお酒10選。

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August 14, 2020 | Design, Food | casabrutus.com

夏本番。ビールにワイン、日本酒、スピリッツまで、お酒をおいしくしてくれ、かつテーブルを涼やかにコーディネートできるグラスを手に入れたい! グッドデザインな酒器を、合わせて楽しみたい酒とともにご紹介します。

冷たいビールをくいっと流し込む。

〈Sghr スガハラ〉《煌:ひとくちビール》φ6.3×H11.2cm (約210ml)各1,800円。目にも涼やかなデザインで、ビールを冷たいうちに飲み干せる “ひとくち” サイズ。底が厚く、手に持ったときにほどよい重さがあるのもいい。問い合わせ/Sghr スガハラショップ青山 TEL 03 5468 8131。

[ビール]Sghr スガハラ《煌:ひとくち ビール》

キンキンに冷やしたビールを、温度が下がる前にくいっと飲み干す。名の通りの「ひとくち」サイズは、そんなビールのシーンにぴったり。〈Sghr スガハラ〉の人気シリーズ《煌》に加わったビールグラスは、熟練の職人による手仕事の細やかさを感じるデザインが魅力。8種のラインナップからあえてデザイン違いを選んで、一点ずつ異なる表情を楽しみたい。繊細な細工が底の部分まで施されていて、上から見るとまた違った美しさが。光に透けたときにできる影は、季節や気候、時間帯でも微妙に変化する。陽の高いうちに縁側で、あるいは陽射しが射し込む卓上で、軽快なビールを楽しむのがおすすめだ。

ビールタイプに合わせたグラス選び。

SCHOTT ZWIESEL《IPA(インディア・ペールエール)》φ6.9×H18cm(365ml)1,600円。ホップの芳醇な香りを解き放ち、立ち上る泡を逃さず凝縮する。問い合わせ/ツヴィーゼル・ブティック 代官山 TEL 03 3770 3553。

[ビール]ショット・ツヴィーゼル 《ビアベーシッククラフト》

創業1872年創業、ドイツのクリスタルガラスメーカー〈ツヴィーゼル〉社のマシンメイドライン。高まるクラフトビール人気を受け、2018年に同社がビールのタイプ別に開発したのが《ビアベーシッククラフト》シリーズだ。IPA(インディアン・ペールエール)、ヴァイツェン、スタウトと、ビールのタイプに合わせた3種は、グラスに注ぐだけでベストの泡がつくれる “発泡ポイント” 付き。グラスの真ん中が膨らんだデザインは、手になじむ持ちやすさに加え、口元までの傾斜が細かく計算されていて、それぞれのビールの香り、味わいをより深く感じられる。自宅で気軽にビアバークオリティの味を。

汎用性の高いプロユースのグラス。

〈木村硝子店〉《サヴァ 22ozワイン》口径6.4cm  最大口径9.9cm 高さ20cm(680ml) 6,930円(税込)。デザインはベーシック。手で触れ、液体を口に運ぶことでハンドメイドの醍醐味を味わえる。問い合わせ/木村硝子店 TEL 03 3834 1781。

[ワイン]木村硝子店《サヴァ 22ozワイン》

ソムリエをはじめワインやサービスのプロフェッショナルたちが絶大な信頼を寄せる〈木村硝子店〉のワイングラス。《サヴァ》は経験豊かな職人の手によるハンドメイドシリーズで、ベーシックかつ究極。味わいの嗜好性を追求できる逸品だ。手にしたとき、細いステムから指先に伝わる繊細さと空気のような軽さは息を飲むほど。ぷっくりとしたボウルは極薄で、口元も非常に薄く、それぞれのワインの持つ複雑な表情を際立たせてくれる。フルボディの赤から白、ロゼ、シャンパーニュなどのスパークリングワインまで汎用性が高く、背の低いデザインで、家庭の食卓でもコーディネートしやすい。いつものワインにも、少し特別なワインにも。

クラフト感のある作家のガラス。

カジュアルでありながら品があり、日々のテーブルを豊かに彩ってくれる。〈WASHIZUKA GLASS STUDIO〉《ashitsuki short(smoke)B.L.W.別注》φ90×H10cm (180ml)8,800円。問い合わせ/BORDERLESS LIFE WORKS TEL 0569 89 0217。

[ワイン]WASHIZUKA GLASS STUDIO《ashitsuki short(smoke) B.L.W 別注》

オンラインのライフツールストア〈B.L.W〉が富山県を拠点に活動する気鋭のガラス作家・鷲塚貴紀に依頼し製作されたワイングラス。美しい曲線は、一つひとつ丁寧にマウスブローで成型されたもの。カップには淡いスモークがかかっていて、クリアガラスを用いた脚部分とのコントラストで変化のある印象に仕上げている。口元に施された黒いマットガラスもシンプルなデザインの控えめなアクセントに。艶やかかつ陰影を感じるデザインで、テクスチャーも滑らか。小ぶりでデイリーに使いやすく、カジュアルな家飲みワインを楽しむ時間を、豊かなものにしてくれる。

フェミニンになりすぎない、シャープなフルートグラス。

注ぐワインの色調で、またがらりと異なる表情が生まれる。イッケンドルフ《フルートグラス/チュチュ》φ5.3×H20cm 2,420円(税込)。問い合わせ/ORNÉ DE FEUILLES TEL 03 6876 7832。

[スパークリングワイン]イッケンドルフ《フルートグラス/チュチュ》

「チュチュ(バレエの舞台衣装)」の名の通り、ドレスのような脚部分が目を引くフルートグラス。手の込んだユニークなデザインは、日本ではなかなかお目にかかれないもの。20世紀初頭にドイツ・ケルン近郊の小さな町で創業し、1990年代にミラノに拠点を移したイッケンドルフ・ミラノの製品だ。アーティストやデザイナーとガラス職人の協働で独自のクリエイティビティを築き、手吹きガラスの伝統とモダンデザインを融合させたコレクションを数多く発表。エレガントながらガーリーになり過ぎないモダンさがあり、グラスの中の液体の存在感も引き立ててくれる。華やかなロゼスパークリングなどにぴったり。

洋の食卓にも寄り添うモダンな錫。

〈能作〉の《片口 中》W13.7×D7.8×H5.6cm (約180ml)6,050円(税込)。《ぐい呑》φ6.7×H4.3cm(約70ml)1個3,520円(税込)。素材はともに錫100%。名入れもできる。問い合わせ/能作 TEL 0766 63 0556。

[日本酒]能作《片口 - 中、ぐい呑》

片口はちょうど日本酒一合がぴったり入るサイズ。見た目にも涼しげな錫の酒器は、夏の食卓で重宝するもののひとつだ。富山県高岡市で1916年の創業時から茶道具、花器などの製造を手掛けてきた〈能作〉。錫のテーブルウェアは、近年の代表作。伝統工芸の鋳造技術を活かしつつ、現代のライフスタイルに即したプロダクトで、工芸の町・高岡を牽引している。古来より「酒の雑味を抜き、味わいをまろやかにする」といわれる錫の酒器。片口もぐい呑も、装飾を廃したスマートなデザインで、和食はもちろん、和洋折衷の食卓にも寄り添うもの。職人の手仕事で作られた器は、ひんやりとした酒の温度と、工芸品ならではの手触りの温もりを同時に伝えてくれる。

北欧生まれの名作で涼を感じる。

〈イッタラ〉《ウルティマツーレ オールドSペア》φ7.2×H8.8cm(200ml) 5,280円(税込)。使い込んだ錫のトレイとも好相性。問い合わせ/イッタラ TEL 0120 588 825。

[スピリッツ]イッタラ《ウルティマツーレ オールド S ペア》

独創的なデザインは、スカンジナビア半島北部ラップランドの氷が溶けるイメージからインスピレーションを得たもの。確かに、ロックアイスとクリアなスピリッツで満たされたグラスは、極北の巨大な氷を彷彿とさせ、灼熱の真夏日に涼を呼び込んでくれる。《ウルティマツーレ》は偉大なデザイナー、タピオ・ヴィルカラの代表作。想像を超える時間と手間を費やしたどりついた吹きガラスの技法で、この複雑なデザインを完成させた。個性的でありながら、決して古びることのない普遍性を持ち、持ったときの心地よい重さも魅力。ビジュアルはもちろん、指先でも繊細さを感じられ、酒に向き合う時間の質を高めてくれる。

見て楽しいグラフィカルなガラスカップ。

クリアな液色がグラスのデザインとマッチする。スピリッツのソーダや水、トニック割りなどに。〈リッツェンホフ〉《ジントニックグラス》φ8.3×H11.5cm (470ml)5,500円。問い合わせ/リビング・モティーフ TEL 03 3587 2784。

[カクテル]リッツェンホフ《ジントニックグラス PIERO LISSONI》

グラフィカルなデザインのグラスから伝わるのは、ガラスという素材の表現の幅広さ、自由度の高さ。シルバーやブラックで描かれたデザインはクールで、わずかに残されたクリアな部分からグラス内部の氷や液体のゆらめきがうっすらと見える。ドイツの最大のガラスメーカー〈リッツェンホフ〉社とヨーロッパのデザイン界を代表する〈シーガーデザイン〉社の共同プロジェクト25周年を記念して発表された “THE NEXT 25 YEARS”。11か国29人のデザイナーとの協働で生み出した、現代の感覚にフィットするデザインコレクションが話題を呼んだ。ジントニックなどのロングカクテルに好適で、表面に結露が付いても様になる。

パーティーの華になる高級クリスタルの代名詞。

グラスの中で氷が溶けゆく様子を眺めつつ、一杯をゆっくり味わいたくなる。〈バカラ〉《エブリデイ バカラ タンブラー 6客セット》φ9.5×H8.5cm(各200ml)42,900円。問い合わせ/バカラショップ 丸の内 TEL 03 5223 8868。

[スピリッツ]バカラ《エブリディ バカラ》

クリスタルならではの透明感、緻密なカットが生む高貴な輝き。高級クリスタルの代名詞ともいえる〈バカラ〉のデイリーユースラインは、デザインの異なる6点のセット。その名も「エブリディ バカラ」。ホームパーティーのアペリティフやディジェスティフの時間に登場すれば、好みのデザインを選ぶところから楽しみが始まる。ずっしりとした重みがあり、重厚感と繊細さを併せ持つデザインは、デイリーラインとはいえやはり “卓上の芸術品” と呼ぶにふさわしい風格。色鮮やかなカクテルから、ウイスキーをはじめとする琥珀色のスピリッツまでが、ワンランク上の味わいに。

わずかな個体差が味なハンドメイド。

時間を追うごとに変わる香りをじっくり味わうのが醍醐味。〈東屋〉《BARコニャック》φ6.4×H10.2cm 14,300円。問い合わせ/scope TEL 0120 932 800。

[ブランデー]東屋《Bar シリーズ コニャック》

一つひとつ微妙に異なる個体差も味、いや個体差 “こそが” 味。ヨーロッパでは紀元前から用いられている「宙吹き」という伝統技法で作られる「Bar」シリーズのコニャックグラス。小ぶりで使い勝手がよく、“飲む香水”ともいわれるコニャックの香りを、存分に楽しませてくれる。「宙吹き」は、熱したガラスを竿の先に付け、職人が直接息を吹き込んで膨らませ、形をつくる。ごくわずかな息の強弱、一瞬の炎のゆらぎが生み出す形は、決して同じにはならないはずだ。上質な素材と、技術と、労力と。何が欠けても完成しないグラスは、ぶどうからワインを作り、蒸留後、長い熟成期間を経て育まれるコニャックと、あらゆる意味において通じている。

内田鋼一プロデュース! クリエイターが技を尽くした宿〈湯の山 素粋居〉。

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August 15, 2020 | Travel, Architecture, Art, Design, Food | casabrutus.com

三重県・湯の山温泉に、12のヴィラを持つ宿〈湯の山 素粋居(そすいきょ)〉がオープンした。見どころは、様々なジャンルのクリエイターが集結してつくりあげた上質な空間。プロデュースした陶芸家・造形作家の内田鋼一に話を聞きました。

●8つの素材をテーマにした、美術館のような宿。

鈴鹿山脈の名峰、御在所岳の四季や三滝川のせせらぎを身近に感じるロケーション。

緑深い鈴鹿山脈の麓、古くから名湯で知られる湯の山温泉に、日本が誇る才能と技を集結させたヴィラ〈湯の山 素粋居〉がひそやかにオープンした。13,928㎡の敷地には独立したヴィラとレストラン、レセプション棟が点在。建築デザイン監修、アートキュレーションを手がけたのは、世界で高い評価を得る陶芸家にして造形作家の内田鋼一。また、茶人・千宗屋やパティシエ・辻口博啓ら幅広いジャンルのトップランナーが、上質で心地よい空間づくりに携わっている。

「この敷地全体がひとつの美術館で、建物すべてが作品として存在する。そんな空間を目指しました。客室棟はひとつとして同じ間取り、同じしつらえはありません。それぞれ土、石、漆喰、木、漆、和紙、硝子、鉄というマテリアルをテーマに、その力を引き出す設計やデザインを熟考しました。壁の版画ひとつ、書架の本ひとつなおざりにせず、個を際立たせる仕掛けを散りばめる。そのために物事の本質を知るその道のプロや、信頼を寄せるものづくりの作家・職人と一緒につくりこみました」(内田鋼一)

普段は改めて触れる機会のない無垢木や大きな石の手触りを感じ、本来ならガラスケース越しにしか見られない貴重な美術品を身近に感じながら過ごす。そんな贅沢がここにはある。

石をモチーフにした客室「石砬」のリビング。向き合ってみると、意外にも石は表情豊か。

「それもこれ見よがしだと野暮になるから、あくまでさりげなく。本物の持つ“素”の力をいかに“粋”にプレゼンテーションするか。辿り着いた落としどころが“居”心地の良さを醸すものになれば。“素粋居”という名前には、そんな思いも込めています」

客室棟ごとに選書家の幅允孝が選んだ本も、〈猿田彦珈琲〉大塚朝之によるオリジナルブレンドも、パティシエ・辻口博啓によるウエルカムスイーツも、客室ごとに異なる8つの素材がテーマ。アメニティや部屋着、ライティングデスクのレターセットも、さりげなく自然素材由来のもので整えられている。

客室「鉄景」の書架。客室のテーマとなる素材に合わせて幅允孝がブックセレクト。ここから道の扉が開くことも。

土、石、漆喰、木、漆、和紙、硝子、鉄。8つの素材をテーマにしたヴィラは12棟。茶人、漆作家、ガラス作家らによる調度や装飾は、ここだけの特別あつらえも。1泊では到底、味わいきれないほど見どころが多い。一棟ずつに設けられた源泉掛け流し露天風呂も形や素材がそれぞれ異なり、「次回はあのヴィラに泊まってみたい」と期待が高まる。

●クリエイターが手がけた、4つのヴィラを紹介!

「石砬」
造形作家・内田鋼一×石。伊勢神宮の玉砂利にも使われる地元産の花崗岩・菰野石(こものいし)がテーマの客室。内田が山の石置き場で見定めた巨石を据えてから、建物を建てていった。菰野石は柔らかい色合いと質感があり、そばにいると不思議と落ち着いた気持ちになれる。

菰野石の巨石が到着を見守るアプローチ。

「土逢」
茶人・千宗屋×土。土壁のあたたかみと懐かしさを感じる客室。武者小路千家15代家元後嗣・千宗屋監修の茶座敷「抱土」を擁する。床の間やにじり口、水屋を備え、玄関と茶座敷を結ぶ場所には待合の機能を果たす小さな部屋もある。リビングの茶机は千宗屋がプロデュースしたもので、テーブルとしても使える。

本塗りの土壁が柱にまろやかな曲線をもたらすエントランス。

「玄漆」
塗師・赤木明登×黒漆。拭き漆の外壁に囲まれた通り庭の奥には黒い革張りのソファ。家具や調度も黒で整えられている。注目すべきは輪島塗の塗師・赤木明登に特注した黒漆の浴槽。雑誌編集者から転身して30年、海外でも高い評価を得る作家の湯船は、重厚さとぽったりとしたまろやかさを兼ね備えている。

外壁と同じ黒の拭き漆の壁、艶やかな革のソファ、マットなテーブルなど様々なトーンの黒で構成された空間。

「硝白」
ガラスアーティスト・イイノナホ×硝子。大きく取られたガラス窓越しの光が白色で統一した室内に差し込む。印象的なのはシャンデリア。イイノナホによる作品で、白をベースにした様々な手吹きガラスの玉がブドウの房のように連なっており、リビングに優しい光と影を投げかける。

明るい白で整えられ、清潔感と透明感ともに可愛らしさが感じられる。

●内田が空間を構成した3つのレストラン。 

〈湯の山 素粋居〉のレストランは3つ。それぞれ独立棟をなしており、いずれも内田が料理人との対話の中で料理の個性が際立つ空間に作り上げた。3つのレストランに共通するのは、湯の山の自然に根ざしていること、妥協なく見極めた力ある素材を使っていること、その日その客のために包丁を入れ料理すること。命のみずみずしさが際立つ料理は、滞在をより豊かなものにしてくれる。

〈HINOMORI〉
洞窟のようなエントランスを抜けると天井の高いダイニング。中央には柾目の通った檜の巨大テーブルが鎮座する。その上に並ぶのはワタリガニや伊勢エビ、アワビなど伊勢志摩の朝どれ魚介や、熟成により旨味を蓄えた松阪牛ややまびこ牛など三重のスペシャルな食材。それらを料理人が鈴鹿山脈のナラ材の薪で火を起こし、絶妙の火加減で調理し燻香をまとわせる。パリのミシュラン一つ星〈PAGES〉シェフ、手島竜司監修のコースは前菜からデザートまで約11品。劇場で舞台を楽しむようにじっくり堪能できる。

料理人の仕事を見守るカウンターは8席。杉原万理江ら人気作家の器もご馳走のうち。

翌日の朝食は前夜と打って変わって端正な日本料理。しぼりたての人参ジュースをスターターに、炊きたてご飯に滋味深い味噌汁、香の物などを載せた一の膳が供され、続いて炭火焼の魚と野菜、4種の惣菜を載せた二の膳が供される。デザートもついてたっぷり1時間の朝食は、鮮やかな旅の思い出になる。

この日の朝食の二の膳は、紀伊半島のマナガツオと近藤ファームの野菜炭火焼き、松阪牛の味噌漬け、水ナスの塩もみ、こけこっこ共和国平飼い有精卵の温泉卵、モロヘイヤのおひたしと伊勢ヒラメ昆布締め、生ひじきとたまふくら大豆の炊いたん、自家製胡麻豆腐。これで朝からシャンパンを1杯というゲストも。蕎麦猪口は古伊万里、なます皿は中国の古染付。

〈そば切り 石垣〉
店主は〈翁達磨〉の流れをくむミシュラン1つ星〈なにわ翁〉で研鑽を積んだ石垣雄介。玄ソバを毎日石臼で自家製粉し蕎麦を打つ。ここで蕎麦の味の決め手となるのが湯の山の水。鈴鹿の山に磨かれた地下水が蕎麦の香りを開かせ、しなやかなコシとなめらかな喉越しをもたらす。蕎麦味噌など気の利いた蕎麦前や日本酒も充実。料理は内田の器や江戸時代の骨董の器で供される。到着したらここでまずは軽く一杯、蕎麦をたぐってから温泉を楽しむのも粋な過ごし方だろう。

店奥には白木で整えた清潔感のある蕎麦打ち場があり、ガラス越しに石垣の仕事を目の当たりにできる。

〈うなぎ 四代目 菊川〉
江戸時代に屋台の味として親しまれたうなぎが今やハレの日のご馳走に。その価値にふさわしいシチュエーションをと、内田とともに空間や器を吟味。川魚専門に90年の老舗問屋を母体とするだけに素材の目利きと技は本物。生産者から生きて届くうなぎを湯の山の地下水で生かし、当日に捌いて備長炭の炭火で地焼きにする。名物、一本うなぎのうな重は特注の信楽焼きの器でテーブルへ。パリッ、フワッ、トロッの感触は天国に上る味わい。

一般的なうなぎよりひとまわり大きな300gサイズ。身厚で皮目を香ばしく焼き上げても縮まず、備長炭の火に負けないほど脂が乗っている。一本重4,950円。

今回の〈湯の山 素粋居〉プロデュースにあたり、内田は完成間際までじっくり現場に立ち会った。1年の半分は海外など出先にいる内田にとって、めったにない経験だったという。

「5年先まで予定が詰まっていて、本来なら海外にいるはずがコロナ禍の渡航制限で地元・四日市にいることに。ほぼ毎日、現場に顔を出して、仕上げの微妙なさじ加減など細かいところまで職人さんと直接やり取りできた。そうすると職人さんも俄然やる気が起きる。お互いに全力投球。一球入魂ならぬ全棟入魂の宿ができたと思っています」

レセプションの床には、上面が平らな菰野石を探して埋め込んだ。大小それぞれ、高さもそれぞれ。薄くスライスした石にはない力強さが感じられる。

日本初の顔認証による入退室システム、自動運転モビリティによる送迎など、人との接触を最小限に抑えるためのサービスも導入。〈湯の山 素粋居〉はwithコロナ時代の新たな滞在スタイルの先駆になるのかもしれない。

〈湯の山 素粋居〉

三重県三重郡菰野町菰野4842-1。 TEL 059 390 0068。 2020年7月10日グランドオープン。全12棟。1泊2食付き1名57,000円~。

内田鋼一

うちだ・こういち。陶芸家、造形作家。愛知県出身。世界中の窯業地を旅し、各地の土を使った焼き物制作を経て、三重県四日市市と滋賀県朽木村に工房を構える。鉄をはじめ、土以外のさまざまな素材でも造形作品を発表。国内外の美術館やギャラリーで展覧会を多数開催するほか、商業施設のプロデュース・アートディレクションなども手がける。四日市に私設美術館〈BANKO archive design museum〉を開館。photo_©Kensaku Kakimoto

TakramとMMA Inc.が手がけた新生オルビス。

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August 15, 2020 | Design | window on the world

オルビス初となる体験特化型施設〈SKINCARE LOUNGE BY ORBIS〉が表参道に誕生。

ジュースバーや肌測定スペースなども。

〈MMA Inc.〉の工藤桃子が設計した店内は、植栽を随所に配置し、ガラスで覆われたファサードから光が差し込む開放感のある作りに。ディレクションは〈Takram〉の緒方壽人が担当。肌の悩みに合わせ、アイテムを自由にカスタマイズできるスペースをはじめ、多彩な試みで最適なスキンケアを提案する。

外観。

〈SKINCARE LOUNGE BY ORBIS〉

東京都港区南青山5-7-1。10時〜20時(ジュースバーは8時〜)。

LIFE@PET|人見知りだけど内弁慶?

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August 17, 2020 | Design | LIFE@PET

テキスタイルデザイナー、氷室友里さんの暮らしに5月、生まれて間もない保護犬のごまがやってきた。

ごま ミックス♀4か月

〈カリモク60〉のキッズチェアはごまの玉座?

使う人が生地の表面をハサミでカットすることで、柄を思い思いにアレンジできるテキスタイル《SNIP SNAP》が人気のテキスタイルデザイナー、氷室友里さん。そんな彼女の暮らしに5月、生まれて間もない保護犬のごまがやってきた。

オリジナルコットンブランケット《DAY AND NIGHT》もごまの隠れ蓑。

野犬の子でまだ小さかったためか、極度に臆病で警戒心が強い。ようやく歩み寄ってきたのは4日目だったとか。今は氷室さんのそばが安心するようで、見知らぬ人が来るとすぐにママの腕の中に入り込んで顔だけ隠す。

アトリエの棚には《SNIP SNAP》シリーズのクッションがずらり。

ワクチン接種が終わって外に出られる頃には、氷室さんのテキスタイルに登場する野原のような景色の中を歩ける日が来ますように!

氷室友里

テキスタイルデザイナー。自身のブランド〈YURI HIMURO〉を中心に〈ラプアンカンクリ〉からも作品を発表。
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